STORY コーヒーの誕生物語
コーヒーはいつも笑顔と一緒に。
それは飲む人だけじゃなく、作る人にも。
STORY I
コーヒーが大好きな日本人
コーヒーは、1780年代に日本に入って来たと言われ、かのシーボルトが日本人にコーヒーの飲用を勧めたという歴史が残っています。
ある調査会社が2020年に実施した「コーヒーを1日に何杯飲むか」というアンケートによると、10,000件以上の回答を集めた結果、「1杯以上飲む」と答えた人は7割強にのぼったそうです。
また、日本のコーヒー豆の輸入量は年々増加しており、2022年には最も輸入量が多かったドイツに次いで2位となりました。これだけを見ても日本人のコーヒー好きは他のEU諸国と比べても非常に多いと言えます。
これほどまでに日本人の日常に欠かせないものとなったコーヒー。さまざまな種類のコーヒーが出回っていますが、そのほとんどを輸入に頼っています。
コーヒーは、赤道を挟んだ南北緯25度間の「コーヒーベルト」と呼ばれるエリアで世界の約70カ国が栽培しています。世界三大コーヒーとして、ブルーマウンテン・キリマンジャロ・ハワイコナが知られていますが、中でもハワイコナは世界の生産量で1%以下の希少なコーヒーです。
年々消費量が拡大する需要に対応するため、ブラジル等の大規模農園では機械化による大量生産が行われる一方、その他の生産国では手作業を中心とする小規模な農園がまだまだ多いと言われています。
ダシーズがオーガニックにこだわった理由の一つは、このような生産国の人々に対する想いもありました。オーガニックコーヒーは栽培に手間暇は掛かりますが、環境や人体に影響を及ぼす可能性のある農薬や化学肥料を使うことがありません。手間が多い分価格には影響しますが、それが生産国の人々の豊かな生活にも繋がります。もちろん、飲む人にとってもオーガニックコーヒーは安心できる飲み物。日本の厳しい検査が行われたダシーズのオーガニックコーヒーには「有機JASマーク」がついています。
STORY II
コーヒーが健康に与える影響
コーヒーの成分としてカフェインを思い浮かべる人が多いと思いますが、カフェインよりもポリフェノールの含有量が多いことはご存知でしょうか。その量は主な食品や飲料に含まれるポリフェノール量を調べると赤ワインに次いで多く、コーヒー100mLに対して約200mgが含まれ、日常的に摂取できる食品の中で最も多いことから、日本人の食生活ではコーヒーから最も多くのポリフェノールを摂っているという調査結果もあります。
ポリフェノールは植物が強い紫外線の下で生き延びるために生み出す成分。赤道近くで栽培されるコーヒーにはコーヒーポリフェノール(クロロゲン酸類)が多く含まれ、紫外線による酸化ダメージから自身を守っています。このポリフェノールは人が摂取することでさまざまな良い効果があり、健康にも役立つことが広く知られています。
ダシーズコーヒーはブラジル、グアテマラ、ペルー産の豆をブレンド。さんさんと降り注ぐ太陽の光をたっぷり浴びた元気なコーヒー豆をダシーズコーヒーに使用しています。
STORY Ⅲ
香りのリラックス効果
みなさんはどんな時にコーヒーが飲みたくなりますか?1日の始まりに、忙しい毎日の中でひと息つきたい時に、コーヒーが飲みたくなるのはその香りを楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。ある研究で、コーヒーの香りをかぐとリラックスしたときに脳に出るα派が出現したという結果があります。それは「ほっ」とした瞬間。実は、その香りは800種類ほどあると言われており、豆を焙煎することによって起こる2つの主な化学反応が関係しています。香ばしさを生むメイラード反応、甘みや苦味が生まれるカラメル化反応。それらは豆の種類によって異なるため、様々なコーヒーの香りが生まれ、ブレンドによって香りをより楽しむことができます。ダシーズのコーヒーは香りの異なる3種類の豆をブレンド。ダシーズアイスに携わる松本薫がテイスティングを重ね、香ばしさの中に甘さも感じる、やさしい香りに仕上げました。
ダシーズのコーヒーで人々を笑顔にしたい。そのために、オーガニック100%であること、人にも自然にもやさしいことにこだわって作ったダシーズコーヒーをぜひ1日のリラックスタイムにお楽しみください。