ICE

「わたし、アイス作ります!」

ダシーズファクトリーの身体に良い&おいしいアイスはこのように誕生しました。


「わたし、アイス作ります!」。2019年、松本 薫が柔道家としての現役を引退する発表会見で、メディアの方からその後の活動を聞かれた際に答えたこの言葉を覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。きっと、ほとんどの人は、「柔道家がなぜアイス?」と疑問に思ったはず。しかし、松本は思いつきや単なる願いでアイスを作ることになったわけではありません。“なぜアイスなのか?”それは、松本の現役時代のエピソードに隠されていました。

EpisodeI
第一の人生、金メダリスト 松本 薫

松本は、1987年に石川県金沢市で5人兄弟の4番目として生まれました。兄姉が柔道を習っていたこともあり、5歳頃から一緒に通うようになりました。最初の頃、練習時間が長く、試合では早く負ければ早く家に帰られるという弱気な気持ちで戦っていました。しかし、その姿を見ていた母親から「相手から逃げ回ってばかりではダメ。」と言われ、いつもは穏やかな母の厳しい言葉をきっかけに、勝つことを意識するようになりました。そして、中学生のときに「いつか柔道で両親を海外に連れて行く!」と決意し、そこからオリンピアへの階段を着実に登っていくこととなりました。

2012年に開催されたロンドンオリンピックでは、柔道男女合わせて唯一の金メダルを獲得。世界選手権・グランドスラム・ワールドマスターズを合わせた四大大会の完全制覇を史上初で達成。2016年には、リオデジャネイロオリンピックで2大会連続となる銅メダルを獲得するなど、世界中の人々の記憶に残る柔道家として活躍しました。引退した今でも国内外の選手との友情は「人生における財産」として、大切にしています。

その後、東京オリンピックを目指すことも考えましたが、結婚・出産を経て、優先順位が柔道から子どもに変わり、勝つことへの闘争心が薄れたことから、2019年に現役引退を発表。5歳から32歳まで「不撓ふとう不屈ふくつ」を掲げた柔道人生から、ひとりの女性として新たな人生をはじめることとなりました。

現役時代は、強くなることだけを考え、日々の食生活を見直しました。大好きなアイスやチョコを我慢する日々を乗り越え、何もかも柔道のために費やすことで納得のいく結果が出るようになっていきました。でも、本当は“食べたかった”のです。“食べたいのに食べられない”“ずっと我慢する”ことの辛さを、松本は誰よりも経験し、感じていました。

EpisodeII
第二の人生、夢を叶える

現役時代から、松本は所属会社の社長と色々なことを話していました。その一つに「身体に負担のない、身体に良いアイスを作ってみたい」という夢も伝えていました。普段からアスリートのセカンドキャリア問題や、ベンチャービジネスのサポートなどに携わっていた社長は、以前より構想していたアイスクリーム事業を松本のセカンドキャリアとして立ち上げ、「身体にやさしいギルトフリーアイスクリーム事業」として実現させました。

世の中にはアスリートだけでなく、アレルギーを持っている人や体重制限をしている人、妊婦さんなど、身体のことを考えるとアイスクリームを食べることができない、という人がたくさんいます。そのような人たちのために、罪悪感なく安心して食べられるアイスを開発しようと「ダシーズ ギルトフリーアイスクリームラボ」はスタートしました。その場所として選んだのは、東京富士大学。単なるアイスクリームショップではなく、ラボ(研究室)としたのは、社長の強い想いがあったからです。

For children
子どもたちのためにできること

ダシーズの第一号店をラボ(研究室)にしたのは、昨今の少子高齢化や地球環境の変化、テクノロジーの進化によって、未来を担う子どもたちの働き方や価値観に大きな影響を与えると考えていたからでした。それまでの常識が通用しなくなった時、新しい働き方や働く場所を自ら創り出していくことで、一人ひとりの活躍の場が出来ていくのではないでしょうか。子どもたちには、キャリアの礎となる知識や能力を身につけられる教育の現場が急務だと社長は感じていました。

また、「子どもたちには、安心して食べられるおいしいアイスを食べさせたい」。現在二児の母でもある松本にとっても、子どもをもつすべての方が思うことと同様に、また自分の経験からも、ぜひ実現させたいことのひとつでした。

そこで、製品の研究や店舗運営などを「未来」へとつながるプロジェクトとして、東京富士大学と提携し「事業が授業になる」をテーマに、生徒たちの学びの場を作りました。ベンチャービジネスの立ち上げから普及、実際のビジネスを授業の中で実体験し、経営学を学んでもらうのが目的です。生徒は学び、将来を考え、そこで出来上がった安心でおいしいアイスを世界中の人々へ届ける。これからの社会を支えていく子どもや若者たちにも大きな可能性を与えられるようダシーズは動き始めました。そう、ダシーズ ギルトフリーアイスクリームラボは、夢の研究室なのです。

For future
食を通じて明るく楽しく元気な未来を!

ダシーズのギルトフリーアイスは、松本のアイスへの想いと若者たちの夢で溢れています。食べたいけれどカロリーが気になる。アレルギーがあるから食べられない。今までアイスへ感じていた罪悪感も、ダシーズのアイスなら、厳選した素材で作っているからきっとみんなで一緒に食べられます。おいしくて健康になれる。未来を考えて貢献できる。これからの未来に、食を通じて明るく元気になっていただけるようなアイスを作り続けます。ぜひ、ダシーズ ギルトフリーアイスクリームラボを応援してください!

さらなるこだわりの秘密